吹チャン!レンジャーのはやおです。
普段は、山田東店・JR吹田駅前店で八百屋「笑福青果」を営んでいます。
今回は、新企画連載「八百屋が気になる吹田の八百屋」と行きたいところですが、先日土曜日、山田東であった火事について少し私の気持ち、そして知り合いでもあり、良き同業者でもある「ベジタブル友」さんについても書かせて頂きます。
以前、「吹チャン」の『八百屋が気になる吹田の八百屋』で取材させていただいてから少しですが、交流があります。
↪︎吹チャン『八百屋が気になる吹田の八百屋「ベジタブル友」』
□4月8日(土)の火事直後の心境
□ベジタブル友(友松さん)の人柄について
□商売人として感じたこと
□ベジタブル友さんの今後の営業・活動について
4月8日(土)18:00ごろ、仕事を終え、会食の為、急いで帰ろうと車に乗り込むと一本の電話が。パートさんからでした。土曜日の夜に電話となると怖い予感が…。
パート:店長、山田東のイカリスーパーの前の八百屋さんとかが燃えてる。
俺:えっ。。。友さんは?
パート:友さんも燃えてる。
正直びっくりしました。友さんの人柄、お店を考えると、同業者から見ても、どれを取っても素晴らしいものばかり。そのお店が燃えている。運転中、あんなにボーっとしたのは、初めてです。
何か俺にできることはないのか、何か力になれることはないのか。
必死に考えましたが、何一つ考えが出てきませんでした。僕の知識・アイディア不足です。
とにかく、LINEで安否確認などの連絡をしました。すると、返信が1通。
『ご迷惑をおかけして申し訳ありません。大丈夫です。今後ともよろしくお願いします。』
と。私は、『はい。』という返信しかできませんでした。もし、私があの立場だったら、この返信ができただろうか。私だったら既読無視、もしくは冷たい返信をしていたと思います。
八百屋を開業して約5年、地域の方に愛され人気の八百屋。0から1を作りあげる辛さ、しんどさを知っているからが故に、この返信、状況に私もすごく考えさせられました。
商売人として、いや1人の男(漢)として、本当にお手本のような方です。一人ひとりのお客様を大切にし、お客様に喜んでもらえるような、工夫をいつも考えておられます。また、青果の知識はもちろんのこと、そのほかの雑学であったり、スポーツのことなど、何を話してもわかっています。どんなお客様がこられても対応できるようにと。ほんと、見習わなければならないことが多々あります。
火事後、笑福青果を訪れる方に、友さんの人柄、店が好きだから、かなりショックとの声が多くありました。ものすごく大変かもしれないけど、また友さんが元気に営業しているところが見たいなというお客さんの声もありました。本当に、地域で愛される理由が本当に分かります。
火事も運命の一つ。いつ何が起こるか本当に分かりません。店舗商売というのは、本当にリスクがあると改めて感じました。私がもしその立場だったらと、何か考えるたびに思ってしまいます。正直、今の私だったら立ち直るのにかなり時間がかかるのかなと。
ただ、そんなことを言っていると、意味もない時間がすぎるというのも分かっています。商売は、本当にジェットコースターのような人生だと。何かが犠牲になる時もあるし、犠牲にしないといけない時もある。
ただ、だからこそ、その度に考えるし、頑張れる。ジェットコースターのような、様々な経験ができるからこそ、魅力的な人になっていくんだなと思います。
もう26歳か。焦ってます。あと60年の人生、短いなあ。もっと人々が楽しめる、頼りになる、助ける立派な漢になるのは、60年近くかかりそうです。
定休日(火曜日)を除き、少ない商品ですが、店頭販売しています。雨天中止になりますので、よろしくお願い致します。
友さんの情報等は、こちらのインスタグラム、ホームページをご覧下さい。
□インスタグラム
ベジタブル友
□ホームページ