今回は年末ということで、初詣の神社関連のお話をお届けします。
新年まであとわずか!
令和7年(2025年)は高浜神社、片山・素戔嗚尊神社(片山神社)、山田・伊射奈岐神社(山田神社)、江坂・素戔嗚尊神社(江坂神社)を初詣スポットとして紹介する記事でした。
大阪府神社庁によると、第2支部に属する吹田市には14社(内、神社本庁に加盟するのは9社)あると記されています(神社そのものは20社は超えると考えられます)
今回はその中の4社をご紹介します。
<注意!>
毎年のことですが、特に三が日(1月1日、2日、3日)の神社には大勢の参拝者が来ますので、公共交通機関でのアクセスを推奨します。
目次
※元旦祭はいずれの神社も元旦(令和8年1月1日)午前0時に執りおこなわれます。
泉殿宮
大河の流れも通わず、草木の色も変わるほど雨が降らず、作物が育たず、天下疫病が流行し、里人悩み困り果てていたとき、厄除の神として霊験あらたかな建速須佐之男大神に歎きを告げ、厚く雨を祈ると、忽然と境内土中より清水が湧き出てきた。立ち処に田畑が灌水し、疫病退散し、里人渇を免れた縁(えにし)により、泉殿宮の御神徳は、泉の如く「力」湧き出る厄を追い払い運を開く御利益がございます。──泉殿宮ホームページより『御神徳』の項
泉殿宮(いづどのぐう)は、高浜神社と共に旧吹田地域(旧吹田村及び吹田町)の氏神を祀る旧村社です。旧吹田地域の西に位置することから「西之宮」とも呼ばれます(東に位置する高浜神社は「東之宮」)。
【写真をクリックすると拡大】
- 境内社①:地車えびす神社
- 境内社②:稲荷神社
- 境内社③:奇稲田姫神・神産巣日大神・大国主大神 合社(※)
※令和7年12月22日時点で立入禁止区画
高浜神社
開運厄除け、病気平癒、家内安全、商売繁盛、除災招福、縁結び、交通安全、 学業成就、安産、ぼけ封じ、長寿、金運等あらゆる御利益を授かることができます。──高浜神社ホームページより『トップ』の項
高浜神社(たかはまじんじゃ)は、旧吹田地域の氏神を東で祀る旧村社で、泉殿宮が別名「西之宮」と呼ばれたのに対し、高浜神社は「東之宮」と呼ばれました。
旧吹田地域で最も栄えた地域に位置し、戦国時代の戦乱や江戸時代の大火などで度々焼失した高浜神社ですが、その都度に有志の手で再建され現在に至ります。
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- 境内社①:高浜えびす神社
- 境内社②:奥津比古神・奥津比賣神・天満天神・豊受大神・布留魂大神 合社
- 境内社③:笹内大明神
- 境内社④:和加久寿大明神
垂水神社
孝徳天皇の御代、この地の領主である阿利真公(ありまのきみ)ご祭神である豊城入彦命(とよきいりひこのみことの子孫)が、干ばつに苦しむ難波長柄豊碕宮に懸け樋を作って当地から水を送り、その功績をたたえられ「垂水公」(たるみのきみ)の姓を賜り、垂水神社を創始しました。──観光スポット・体験 – OSAKA-INFOより『垂水神社』の項
垂水神社(たるみじんじゃ)は、旧垂水村地域に位置する神社です。垂水は「流れ落ちる水」を意味し、境内にある「垂水の滝」は奈良時代末期に成立したとされる歌集「万葉集」でも詠まれた歴史的名水です。
垂水神社の主祭神「豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)」は大願成就、家内安全、産業安全、心身浄清、除災得幸などのご利益を持っています。
写真はありませんが、境内社は「皇太社、祓戸社、戎社、楠明神社、三輪社、高登社、政髙社」の7社があります。
稲荷神社(蔵人稲荷神社)
- 住所:大阪府吹田市豊津町38番1号
- アクセス:大阪メトロ御堂筋線「江坂駅」より徒歩約15分
一 御神徳 五穀豊饒 商売繁昌 家内安全 病気平癒 学問向上成就──稲荷神社の案内板より
稲荷神社(いなりじんじゃ)は旧榎坂村の内村「蔵人村(くろうどむら)」の鎮守神を祀る神社として創建されました。
通称は蔵人稲荷神社、かつては神職を置かず、地域住民たる氏子が維持管理も含む大部分を担っていたとされ、より一層地域と深い関係を持つ神社でもあります。
写真はありませんが、境内社に八幡宮があります。
吹田市内に数多くある神社の内、泉殿宮・高浜神社・垂水神社・稲荷神社を簡単にですがご紹介しました。読者のみなさまがオススメする市内の神社はどこですか?
参考ウェブサイト
<「ちょい足し」吹チャン!>
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